聖花学園~花よ咲き誇れ~
「へ? あの、改造って……」

 尚も聞こうとしたが学園長はそれ以上何も言わず、代わりにフラワーの皆が色々言い始めた。

「まず美容院は行かなきゃなー」

「メガネも……綺麗なの、買わないと……」

「あとは化粧水とかリップとか……シャンプーもいいの買わないとね」

「じゃあ、最初にメガネを新調して、美容院でストパー&カットしてもらっている間にメガネ完成させてもらって、最後にデパート辺りで買い物だな」


 一通り話し合いが終わると、最後に流依さんがわたしに言う。

「それじゃあ1時に玄関に来い。分かったな?」

 わたしが返事をする間もなく、流依さんは自分の部屋に戻っていった。

 皆もそれぞれ外出の準備の為に自室に戻っていき、わたしは反論の余地を完全に失ったのだった。

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