大好きだょ

困難

今朝は、いつもの朝よりも目覚めがいい。
だって、隣に大好きな龍がいるから。
龍は、朝から眩しい笑顔で「おはよう」と言ってくれた。
あたしも、つられて笑ってしまった。
龍には、まだ言ってないことがある。
和也のこと、そして・・・・・病気のこと。
あたしは、これ以上龍に秘密を作りたくなくて和也のことを話した。
龍は、真剣にあいずちをうって聞いてくれた。
そして、
「話してくれてありがとう。大変だったな。」
そう言って抱きしめてくれた。


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