‡姫は王子に逢いたくて…‡

◆夢っ子…新たな恋の予感




♪〜♪〜〜

〜〜〜♪


結局わたしたちは
なんだか成り行きでカラオケに行くこととなり。


ヒロとシューヤくんは大盛上がり。


..さっきから銀河見当たらないけどどこいったんだろ。


わたしは銀河の姿を探すついでに
ドリンクをとりに部屋をでた。



「あ...。」


トイレの前の椅子に座る銀河を発見した。


「あの..歌わないの?」



「おまえこそ。」


わたしの質問にやっぱりクールな一言がかえってくる。


「わたし苦手なの。」


歌は好きだけど人に聞いてもらえるほどの歌唱力はないし

慣れない人の前では歌をうたうなんて恥ずかしかった。


「ふ〜ん。俺も。」


「「........。」」


銀河はやっぱりそっけないし
しばらく沈黙した。


「....あの、さ。」


なんか話さなきゃと思い
あまりどうでもいいことを口にした。



< 73 / 234 >

この作品をシェア

pagetop