大好き。…ううん、愛してる。
―ギュッ―

智志が抱き締めてきた。


「海空…大好きだ。海空の笑顔も悲しそうな顔も怒ってる顔も声も、この髪も海空のすべてが大好きだ。俺から離れないで。誰のトコロにも行かないで。やっと叶った恋なんだ」

「智志…あたしも大好き。あたしも智志のすべてが好き。あたしの初恋が智志だから。あたしはずっと智志のモノだし、智志のコト離さないよ??」


そう言った途端智志があたしの唇に唇を重ねてきた。

「…はっ」

唇の間を通って温かいモノが口の中に入ってきた


今度は激しいキス。



お互いがお互いを求め合って


なんども キスを交わした。



優しいケド強い。


いっぱいいっぱいキモチがこもったキス。

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