大好き。…ううん、愛してる。
あっ!智志に電話しよー!!

明日デートしよっかなぁ??


―ピッピッ―

―プルルルルルル―

『はい。もしもし』

「あっ!智志ぃ♪♪」


この時の智志の声が暗かったコトに、この時のあたしは気付かなかったんだ。
自分のコトしか考えてなかったんだ。


『どうしたの?』

「智志と話したかったのー♪」

『俺も話したかった♪』

「良かったぁ♪」

「そんでさぁ♪♪明日とかデートしない??」

『いいねぇ♪』

「んじゃ、明日の10時ね★」

『おっけ☆』

「んじゃねー♪♪」

『おぅ!じゃぁな☆』





この時…あなたはムリして明るい声を出してたんだよね??

あたしに心配かけないように。

その優しさがいまでも好きだよ。

ゼッタイ忘れないよ。


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