遊女と経営者の恋愛事情-Ⅱ-

一樹の部屋でお前を見た時…
俺は自分が情けな過ぎて…
何とも言えねぇ気持ちに刈られた。


二人の事を考えて出した結論な筈なのに
またお前は…傷付いた…。


直接俺が傷付けた訳じゃねぇけど
その状況を作ったのは俺だ…。


結衣……ごめんな………。


お前を愛してる気持ちだけは
何一つと変わってねぇから。


今の結衣には何言っても
信じて貰えねぇと思う…。


だから…。
また…これから伝えて行くな。


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