世界の果てで、恋の続きを。【先生×生徒】
第十二章 とけだした熱





「―――1週間の、自宅謹慎ですか」


それはその日の夜の緊急に行われた職員会議で決定された事項で。
あたしには、何の発言権もなかった。

学校には、あのあたしの裸が移ったチラシがいたるところに貼られていたらしく。
校長からは、あれが偽物であり、生徒からのたちの悪いいたずらであることを強調させられた。

そのために、学校として風紀改善を図り、あのチラシを作った犯人を捕まえなければならないらしい。


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