◇禁断恋愛◆
「・・・ただいま」


そう言って玄関を入っていく


日菜の靴がある・・・帰ってるんだ


『聖夜!おかえりぃっ』


そう言って日菜はリビングから嬉しそうに笑って出てくる


日菜・・・笑ってる日菜が可愛くて仕方ない


誰にも渡さない


「日菜・・・キスしていい?」


俺はそう言った


今は・・・俺だけのものだって実感させて?


『えっ・・・う、うん・・・っ』


そう言って日菜は恥ずかしそうに俯く


俺は日菜に顔を近づけた


『ま、待って!』


日菜はそう言って俺を止めた


「何?」


『こ、こころの準備がっ・・・』


顔を赤くして日菜はそう言う


そんなこと言われたら余計に待てない


「もう・・・時間切れ」


俯いてる日菜に、少し屈んで俺はそのまま口付けた


深く深く・・・・・・


今は・・・お願い、実感させて?


日菜が俺だけのものなんだって・・・・・・・・・・・


じゃないと・・・・





・・・怖いんだ
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