あじゃあじゃラブリー
鈍いと言われて カチンときた。

「俺は こういう仕事してるから・・・・下手に 携帯に電話番号入力しといたら
 万が一の時 いろん人に迷惑がかかってしまう・・・・だから あえていれてないんだ
 かかって来た 電話には間違い電話でも 出るけど・・・・自分から 電話かける時に は 笑われるけど、手帳に書いてある番号を見てかける・・・・ほとんどかけないけど ね。」

「私には迷惑をかけてもいいと?」

「じゃない・・・・ここまで 言っても 気がつかない?いや・・・ふりしてるの?」

「嫌な言い方ね。」

不愉快になって席を立ちかけた。

「いつも 失恋するから、怖くて 相手の気持ちにも知らんふりするの?
それとも、自分に好意を持ってくれる男の気持ち弄んで満足してるわけ?」

「言ってる意味がわからない!!」

「俺も、馬鹿だよ・・・・そんな 女の事 好きになっちゃってさ・・・・」

「何 言ってるの?朝の話の続きなら その女をじかに捕まえて 言ったらいい。」

「捕まえて言ってるさ。」

「えっ・・・・・」

「好きになっちゃったんだよ・・・・おまえのこと・・・・・」

  想定外・・・・・

有名で 人気急上昇のイケメン俳優さんから・・・・

超凡人の私が告白されてる???

「帰る」


あいつの告白に 頭の中を真っ白にして私は あいつをその場に残して帰った。
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