私があなたであなたが私!?

☆不登校女の秘密





私と柊さんたちはお店を出て、
帰り道を帰ってた。



薫さんと
(王子の本名らしいです♪)
柊さんの会話を聞いてると
不良には見えない…



というかまず中学生に
見えない!!



メイクが上手だからかな?



とにかく笑顔が似合う人で
見た感じは
すごく優しいお姉さん
といった感じだ。



でも学校じゃ
鑑別所経験者の不良として
恐れられてる。



いったいどっちが
本当なんだろ?



私はそんな思いを抱きながら
柊さんをのぞきこむ。



夕方の6時の商店街は
にぎわってた。



そんなざわざわした中、
優がにこっと笑って言う。



「千夏ちゃんの事は
廊下ですれ違ったりしてたから
分かるんだ〜
でも学校、全然行ってないから
あんま最近の事は分かんない」



柊さんはそう言って
苦笑いをした。



その顔は学校に行きたい
そんなふうに思っている事を
物語ってた。



学校に行けない理由が
あるのかな?



なんかそんな顔を見たら思った。
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