紅の系譜

3.悪夢

-次の日、私は体がだるくて学校に行く気がしなかった。


「すみません、2年A組の成瀬川です。・・・はい、わかりました。すみません、先生。よろしくお願いします。」


休むという電話を学校に入れて、部屋へと戻る。


体自体が疲れているというわけではないけれど、昨日あったことが忘れられなくて、精神的にキツイ。
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