【長編】sadist and masochist love stories
この子、なに?


顔真っ赤にしながら。


可愛すぎるんだけど。


だって、一週間俺のことをずっと考えてたんだろ?


抱きしめていいかな?


いいよな?


俺は、陽菜を抱きしめた。


「そ、湊司くん?」


陽菜は、吃驚して下から俺を見上げて、目をぱちくりしてる。


「陽菜、可愛すぎる。」


「へっ?
えっ!?」


陽菜の反応おかしすぎんだけど。


「陽菜、変だぞ。」


「だって....
湊司くんが可愛いって....」


顔がさっきよりも真っ赤だ。


「うん。
陽菜がどんな女の子よりも一番かわいい。」


てか、陽菜しか女に見えない。


異常かな?


「ありがとう。
でも、なんで?」


陽菜は、お礼をいいながら首を傾げた。


陽菜って、鈍感か?


それがまた、可愛い。


俺って、陽菜に溺れてないか?


てか....


これだけいったら、わからないか?


まあ、大事なことは言ってないからな。


けどさ。


予想はつくよな?
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