【長編】sadist and masochist love stories
「お父さんって、モテてたから調子乗って遊んでたのよ。
まあ、お母さんと付き合う前の話だけどね。
湊司の場合は、違うんだろうけど。」
母さんと父さんって、意外にいろんな事あったんだな。
知らなかった。
てか、まさかだよ。
だから、俺の本気も見破れるのか?
「今だから言うけど。
湊司が夜中に出歩いてるのは知ってたのよ。」
「嘘だろ?」
信じらんねぇ。
俺は、気づかれないようにこっそりと出歩いてた。
たまに、陽生も。
それは、特別な事情があったときだけど。
なのに.....
「あの時の湊司は、その方がいいと思ったのよ。
私やお父さんが煩わしかったでしょ?」
知らなかった。
考えててくれたんだ。
親の愛情がここまで深いだなんて、思わなかった。
まあ、お母さんと付き合う前の話だけどね。
湊司の場合は、違うんだろうけど。」
母さんと父さんって、意外にいろんな事あったんだな。
知らなかった。
てか、まさかだよ。
だから、俺の本気も見破れるのか?
「今だから言うけど。
湊司が夜中に出歩いてるのは知ってたのよ。」
「嘘だろ?」
信じらんねぇ。
俺は、気づかれないようにこっそりと出歩いてた。
たまに、陽生も。
それは、特別な事情があったときだけど。
なのに.....
「あの時の湊司は、その方がいいと思ったのよ。
私やお父さんが煩わしかったでしょ?」
知らなかった。
考えててくれたんだ。
親の愛情がここまで深いだなんて、思わなかった。