【長編】sadist and masochist love stories

陽生 side ②

「今日、大丈夫かな?」


いつもより不安そうなみなみ。


「大丈夫だよ。
湊司がいるから。」


「陽生って意外にブラコンなんだね。」


クスクス笑うみなみ。


かわいい。


普段は、きれいだけど。


「否定は、できないかな?
頼りにしてるからさ。」


苦笑いだよ。


「わからなくもないけど。」


みなみにそう言われるのは嫌だけど。


仕方ない。


「それよりさ。」


俺は、みなみを抱きしめた。


「ど、どうしたの?」


動揺してるみなみ。


「みなみ、大好きだ。」



俺は、そう言ってキスした。


みなみと2人でいるといっつもくっついていたい。
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