【長編】sadist and masochist love stories
「湊司、ごはん食べちゃって。
てか、今日は、いらない?」


母さんは、首を傾げながら俺に聞いた。


「一個だけ作ってよ。」


「は〜い。」



俺は、いつも遅刻ぎりぎりだから。


母さんが、朝ご飯用におにぎりとかを弁当とは別に用意してくれるんだ。


できた母親じゃね?


俺にとっては、最高の母親。


てかな。


母さんの料理は最高なんだ。


なんか....


やっぱり俺って、マザコンにしか見えないかも。



でも、仕方ないんだ。


俺の母親だから。
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