【長編】sadist and masochist love stories
「中畑 湊司、頼みがある。」


俺は、すっごい勢いで走ってきた男に言われた。


誰だ?


「バスケ部じゃん。」


バスケ部?


「なに?」


「体育館に来てくれよ。」


「はっ?」


俺は、この男に無理矢理体育館に連れて行かれた。


この男が必死すぎて抵抗するのを忘れた。
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