キ ミ イ ロ













──────




待っていたことは突然だった。


「……ドナーが見つかったよ」






とうとう来たな、そんな感じ。
先生が安心させようと見せる笑顔も、少し強張って見えた。




──・・・これが終わったら、前と同じ生活に戻る。
そう思うと怖いけど焦った。









「……明日、頑張ろうね」


「…はい」






今にも指から滑り落ちそうなピンキーリングを、ギュッと握った。


……もう少し。
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