キ ミ イ ロ
まだ見慣れないドアを開けて、家に入る。
リビングではまだ食事中だった。
わざと見ないフリをして、階段を上がる。
あっさりと着いてしまった部屋のドアを開けて、財布を投げる。
「………はあ…」
コンビニで買ったものを机に置いて、座り込む。
──・・・海、来週か…
そーいや、水着……
早妃はもう用意してるんだろう。
水着、
「どーしよ……」
海とか行ったことないから水着ねぇし。
明日でも買いに行くか……