アラフォーだって、結婚したい! ~だって、女だもん~







四年後……。





「着いたぁ……。」


ニューヨークに着いた私。


「さて、行くか。」

私は、夫の元に帰ってきた。


仕事も辞めて、プライドも脱いで、スッキリとした気持ちだ。


もしあの時、転勤を断って、彰吾の胸に飛び込んでいたら、こんな清々しい気持ちでは無かったと思う。


一度きりの人生。


欲張ってもいいじゃない。



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