年下彼女のご機嫌いかが??
順番は逆になっちまったかもしれねぇけど、



レイナとなら……ってさ、



ずっとそう思ってた俺。



結婚したいとか、特別そんな風には、



まだ考えてはいなかったけどな。



まずはきちんと診察してもらわねぇとな。



じゃねぇと話が進まないから。



たしか、俺ん家の近くに産婦人科があったな。



『明日、学校終わったら、すぐにそのまま俺ん家来いよ。俺もなるべく早くに仕事早退して帰るから、病院行こう』



『うん……ありがと』



俺は強くレイナの手を握って、



『どっかで美味い飯食おうぜ』



と、店を出た。
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