年下彼女のご機嫌いかが??
俺は抱きしめたレイナの身体から、



少しずつ離れ、ゆっくりと深呼吸をした。



とりあえず、落ち着けって感じだよな。



……落ち着け、俺!!



徐々に取り戻す「理性」にホッとする。



『レイナ、何か作って♪久しぶりにお前の料理が食いたい!!』



『さっき、レストランで食べたのに?』



『あれはあれ。これはこれだよ。レイナの手料理は別腹♪なっ!!お願い!!』



俺は手を合わせて、レイナにお願いのポーズ。



キスの余韻から覚めたレイナは、



『了解♪冷蔵庫何か入ってる?』



なんて言いながら、キッチンへ向かった。



ふぅ……。



危うくもう少しでレイナを押し倒しちまう展開だった……。



はぁ……。



マジで俺ってさ……



レイナに対しては余裕なさすぎだよな……。

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