年下彼女のご機嫌いかが??
ホント、りゅうはいつもあたしの事、



ちゃんと考えてくれるんだ。



あたしの気持ちが全部読めちゃうんじゃないかってくらい、



りゅうはあたしの事を分かってくれていると思うし、支えてくれるとも思う。



そんなりゅうが、



病院の帰りの車の中で、



突然、運転しながら、



『レイナの親に挨拶に行く!!』



と、なんだかはりきって言い始めた。



『えっ、まだいいよ』



『ダメ!こういう大事な事はちゃんとご両親の承諾をもらわないと、話が進まないだろ??なっ!!』



『うん。まぁ……そりゃそうだけど…ねっ』



あたしは疲れていたのか、



そんなりゅうを見つめながら、



いつの間にか助手席でうとうとと眠ってしまっていた。



車の揺れと、りゅうの声。



そして、りゅうが隣にいる安心感があたしを包み込み、



あたしをゆっくりと眠りに誘っていった。
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