【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都（2）

｢エヘヘばれた。だって折角大きくなったおっぱいが又ペチャンコになりたくなかったから。｣




琢哉さんが大笑いした。




大丈夫ペチャンコになっても奈都のおっぱいに変わりないからって、




それって誉め言葉？




嫌違うな。




｢でも、どうして元先生におっぱいの話ししちゃ駄目なの？｣





琢哉さんが私の耳元で、《ただの焼きもち。


だって元先生奈都にすぐ近づくし、奈都見る目が俺と同じ気がするんだよな。》




アハハ、それはあり得ない。




琢哉さん心配し過ぎ。




三人で食堂に向かう。




家族連れは私たちだけ。




テーブルの上には三人の食事が用意され、




五つ子ちゃん誕生おめでとうございますと書かれたプレートが乗ったケーキがあった。




凄い。




嬉しい。




その時、｢五つ子ちゃん誕生おめでとうごさいます。｣




食堂にいるみんなが拍手してくれた。




私たちは三人でありがとうごさいますと頭を下げた。