【好きよりも愛してる】15才で突然ママになった奈都(2)
次の朝、琢哉さんのお母さんから電話があった。




琢哉さんのお母さんは怒っていた。




「元先生情けないですよ。琢哉が女の人のとこにいたなんて、



奈都ちゃんに申し訳なくて。」




琢哉、俺はもう決めたから、奈都は俺が貰う。



奈都がこんなに苦しんでいる時浮気なんてあり得ない。





悪いけどもう遠慮はしない。




奈都はもう俺の者。




静かに寝息を立てる奈都の頬キスした。





《奈都もう何も心配するな、俺がいつもそばにいて奈都を守ってやるからな。》




篤が何か言いたげに、病室に入って来た。




「兄貴、間違ってる奈都ちゃんは夏じゃない。



奈都ちゃんには旦那も子供もいるんだよ。



夏はもういないんだ。



頼むよ兄貴、目覚ましてくれよ。」







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