俺と葉月の四十九日
ブル田
夏休みが二日後に迫った昼休み。
俺は、村上と光と三人で、屋上で昼メシを食べていた。


話題は海。

とりあえず、安田(ユーレイ)と二人で海は寒いし、こいつらと一緒なら自然でいいかなと思い、提案した。

二人は乗ってきた。
おっぱい会員の村上は特に。

日程は8月2日。
詳しい事は前日に連絡する事になった。

せっかくの夏だ。
海には行かねば!

安田に半分、あおられた気もするが。


周りを見渡して、隣にいた安田が消えてる事に気がついた。
どうせその辺をフラフラしてんだろう。
いや、フワフワか?


「そういやさ、聞いたか?噂」


村上が、購買の焼きそばパンにかぶりつきながら聞いてきた。

「ウワサ?」
何の?


首を傾げる俺の隣で、光が相づちを打つ。

「アレだろ?安田葉月のユーレイ…」
「っっぼばぁっ!!」


飲んでいたボカリを吹き出した。

安田のユーレイ?!

「何だよ三谷!汚ねっ」
「…わりぃ」
俺は、口元から垂れるポカリを手の甲でぬぐった。


つか、安田のユーレイ…いるぞ?

いるけど、俺以外にも見える奴いたのか。
霊感ある奴なら可能か?


あいつ、フラフラ飛んでるから…。
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