まるごと愛してる。
どうしたの?

この2人は、何かあったの?

先輩の綺麗な唇が、言葉を発しかけた。

ドクン…

ドクン…

私は速くなる鼓動を上から押さえつけた。

その瞬間、

ピィィィ―――――

サッカー部の笛が鳴った。


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