君想う時
次の日

俺は朝から不機嫌だった
そりゃあもう海斗ですらビビるくらいに

俊(アイツ結局なんだったんだ…
つーか名前すら知らねんだけど
付き合えっつんなら名前ぐらい名乗ってけよ!)

まぁそんな杞憂も昼休みまでだったのだが


昼休み―
凜「俊先輩ー!」

海「お?俊なんか呼ばれてん ガタンッ 「お前昨日の!」

海「お?お?なに知り合い?」

そう言って俺ら二人を見る海斗

凜「一緒に昼ご飯食べましょー!」

俊「え、ちょっ、なっ、おまっ!」

俺はいつになく挙動不審だろう

(あんな俊見たことなかった!by海斗(後日談))

凜「まぁまぁ日本語喋れてませんし落ち着くために屋上行きましょうか」

俊「意味わかんねーってかお前!」

凜「はいはい行きましょー」

そして俺は背中を押され屋上に向かった

その頃の海斗―
海「何だったんだアイツら…?
つか俊なんであんな不機嫌だったんだ!?
俺なんか悪いことした!?いやしてねぇよ!
って俊いなくなって俺どうすんだ!
一人で昼飯食えってか!?
俊ーーー!!!!」

と一人寂しく叫んでいたそうだ(クラスメートの後日談)




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