彼女と僕の夏休み〜天然王子=俺様彼氏②〜



暗闇に、聞き慣れた声が響く。


声の主を探した。


探さなくたってわかった。



「……ナチ。」



僕が、彼女の声を。


聞き違える、はずがない。



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