草食系鈍感彼氏の射止め方

そしてアタシは休み時間のたびに電話をかけた。


でも虚しく呼び出し音が鳴るばかり。

もう!早く出てよ!



そしてイライラがピークに達した3時間目の休み時間。

やっとアタシの携帯が鳴った。


一緒にいた美月は

「誰やろかー?」

ってニヤニヤしながらアタシを見る。

なんなのよ、
その不気味な笑いは。

アタシは昨日のあのひとだろうと思った反面、
ふと夜中のことを思い出した。

また変な女からだったら?


うーん…。




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