†愛ス程ニ血ヲ吸イツクシテ†吸血鬼を愛したある少女の物語
第①章†夢と幻覚
 
私はあの夜の出来事から…

何度か同じ時刻にその場所へ足を運んだ。
 
全身が震えた恐怖感も何も無く

ただ一目でも逢いたかっただけ…―。
 
 
でもその吸血鬼が
居る気配は全くなかった…。
 
 
そしてあの日から一週間目の夜…

私は不思議な夢を見た。


< 3 / 27 >

この作品をシェア

pagetop