アザレアの花束を
プロローグ



“玲さん!”



そう無邪気に僕を呼ぶ声が聞こえた。


この湖にいれば、

すぐにでも

お前に会えてしまいそうな錯覚に陥る。


< 1 / 100 >

この作品をシェア

pagetop