イケメン王子とワガママ姫



「なんかあったんでしょ?」


奈緒が心配そうに聞いてきた。



さすが奈緒。


分かっちゃうんだ。



「あのね…」


そう言ってあたしは


朝あった事を話した。




「そっか…大変だったんだね。」


「うん…ってゆうか本気だと思う?」


あたしは1番気になっていた事を


奈緒に聞いてみた。


だって、いきなり付き合えとか


あり得ないじゃん。


絶対なんかありそうだもん。


「う〜ん。今の状態じゃあ分かんないけど…

試しにこのまま付き合ってみたら?」



「…はぁ?マジで言ってんの?」



奈緒の事だから


そんな奴やめなさい。


遊びに決まってるでしょ。



って言うと思ってたのに…




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