ココロノカケラ
「あんなの、

からかわれてるだけじゃない。

ソウマが助け出してくれて、

ありがたかった」


ソウマは新校舎の、

三階へ続く階段に腰掛けた。

急に機嫌が悪くなる。


「からかわれてる、

とまではいかなくても、

ノリが軽くて頭にきた。

あんな場所で、

キリカが困るのわかってるじゃないか。

ああいう奴は自分の傷を

浅くするために、

キリカにフラれたら、

あの場でおどけて大騒ぎするんだ」


「大迷惑だね」


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