Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)

約束


「智哉、わりィ、急用! また埋め合わせするわ」


「わかってるって! 彼女だろ?早く行ってやれよ!
俺で力になれることあったら、すぐに連絡しろよ!」


俺を追い出すように、片手を挙げひらひらと動かした。


あのメールを見て、心配にならないヤツは、いないだろ?!


居酒屋を出て、彼女の家に向かおうと思ったが、


俺と写っている写真があったということは、


すでに俺のことも調べているハズ。


ヤツがどこで監視しているかわからないから、


近くのコンビニから、彼女に電話をした。


プルルルルル・・・・


コール2度で、彼女は出た。


「啓人さん!」


少し、声が震えてた。


「大丈夫?!」


「はい、なんとか・・・」


絶対、大丈夫じゃないな・・・・

< 45 / 201 >

この作品をシェア

pagetop