源氏と若紫のような恋物語
『和歌を知らないなら徹底的に叩き込むといいたいところだが先生が生徒をひいきはできない だからいわないでくれるなら俺がお礼になんでもいうことをきいてやるよ』 「じゃあ古典を教えてください 文法と訳がが苦手なんです」 まさかこういう答えが返ってくるなんて思いもしなかったから少しだけ彼女を見つめてしまった 個人授業ってことは二人きりなんて俺の心臓が持たないかもしれないなんて知られたくない
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