不思議の国とアリスのゲーム




勝手に家から出て来た那紅流を帽子屋は肩に担いだ。



「じゃあなアリス!
また屋敷に遊びに来いよ!」





「はわわわノエル降ろして下さ「舌かむぞ」ひぇあやあぁぁあぁぁ〜・・・!!」






帽子屋は那紅流を担いだまま窓から飛び降りた。




「ここ・・・何階だったかしら?」





窓を呆然と見つめてアリスは呟いた。





「おい!侵入者だっ!」




「そっちにいったぞっ!」





下が騒がしくなったので窓から下を覗いたアリス。




「だーっ!うっせぇなっ!那紅流、耳塞いでろ!」




「ハイですっ!」





ガンッ ガンッ ガンッ!!




「お前は簡単に兵士達を殺すなーっ!」




「ハートの騎士様は五月蝿いなぁ。
しつこいそっちが悪いんだよっ!!」




「ナイトっ!今日は見逃してです〜!!」









「・・・寝ましょう」





アリスはなんかいろいろ物騒な事を聞いた気がするがきにせず寝る事にした。














次の日、アリスが窓の外をみると数人の兵士が作業をしていたがあえて見ない事にした。
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