放課後の人魚姫。



「うん。美妃には俺しかいねぇんだろ?」


「よかった………」



「でもさ、美妃は彼女にはなれないからな。」


「な、ならないわよっ!怜は水紀のなんだしっ!」


「俺ってけっこうモテるからな〜」


「ナルシスト〜」


「はい?本当の事言ったまでですが?」


「なにそれっ。」


「美妃とは幼なじみでバイトの先輩後輩!わかった?」

「わかってるって!!」



二人は笑った。



一人は無理に笑っていた。

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