一線  死神は舞う
「拓弥、

ちゃんとあたいについてきなよ?


じゃないと

間違って連れて行かれるからな。」




「・・・拓弥とか言ったな。

お前とは

また会うような気がしてならねーよ。



ご武運を。」






「ちょっ!!


待てよっ!!」




急に行動に移ったふたりに慌てながらも、

俺は急いでヴィラに駆け寄った。
< 49 / 325 >

この作品をシェア

pagetop