僕様王子に全てを奪われてⅡ
私も思わず席を立つと、女性に近づいて行った

なんでだろう

よくわかんないけど、話してみたいなあって思った

あ…でも手話はできないけど

私は自分のカバンの中に入っている手帳を出すと、ボールペンで自分の名前を書いて差し出した

女性は嬉しそうに笑うと

女性も自分の持っているメモ用紙でさらさら字を書き始める

『私は蒼野雪乃と申します』

私ははっと思うと携帯を出して、雪乃さんに見せた

『アドレス交換して話そうよ
字を書くよりも早く話ができると思うんだ』

私は手帳にそう書きこむと、雪乃さんに見せる

雪乃さんもにっこりと笑って頷くと携帯を出した

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