俺サマ執事のお気に入り
「そうだったの!?‥どうりで、可笑しいって思ったんだよね」
夏帆は私からの説明を聞くなり、驚きの声を浴びていた。
「夏帆ちゃん、しーっ!」
私が慌てて、夏帆に注意する。
「あ、ごめん」
夏帆は手を前にしてゴメンのポーズをして見せる。
「しっかし、陽輝が執事なんてことをしてたなんてねぇ~」
「うるせぇよ‥」
陽輝くんは夏帆の馬鹿にしたような問いかけに、小さく呟いた。
「あ、ねぇ‥その執事喫茶って学校の帰り道で見つけたんでしょ?」
夏帆は私に向かって目を輝かせながら言った。