会えた日~いつの日かの続編~
『どうだった?』


『まだ上にいて下りてきてないみたいです。』


『だったら、予定日過ぎるかもね。』


『どうでしょう?そうかもしれないですね。』


『楽しみだね。』


『はい。ちょっとドキドキですけど。』


お母さんを家まで送り1人で家に帰った。


早速、コウキに結果報告のメールを送った。


私は、腰と恥骨の痛みから巨体を横にした。


横になったからって楽じゃない。


今は、どの体勢も辛かったりする。


お腹をさすり話しかけながら、私の親が帰って来るのを待った。


時間を掛けながらも洗濯したり掃除したり。


動いて刺激を与えてみたり…


気がつけば夕方。


ママさんとパパさんが食材を手に帰って来た


『どぉ?』


『大丈夫。まだ気配はないらしいよ。』


二人して私にご飯を用意してくれた。


なかなか3人でご飯ってのもないから私は嬉しかったりする。


家族団らんって感じ。


< 34 / 114 >

この作品をシェア

pagetop