会えた日~いつの日かの続編~
両家の親も帰り、もうすぐコウキも帰る。


『仕事終わったら、すぐ来るから。』


『うん。仕事頑張ってね。』


『凱ちゃんママといい子にしとけよ。』


凱ちゃんと私の頭を撫でて帰って行った。


凱ちゃんと初めて二人っきりになる。


『凱ちゃん…眠たい?ミルクの時間だよ。』


今にも寝そうな凱ちゃんに話かけ、授乳室に凱ちゃんの乗ったカートを押して行った。


授乳室は、空いていて誰もいなかった。


まず体重を計り、授乳開始。


ほとんど出ないオッパイを吸う凱ちゃん。


この瞬間も幸せを感じる。


言葉に出来ないぐらい愛しいって思う…


『新川さん?大丈夫?』


『…はい?あっ大丈夫です。あまり出なくて…。』


『だんだん出るようになるよ。凱ちゃんも上手上手(笑)うまく吸ってるし。』


『たくさん出てくれるといいんだけど…。』


右10分。左10分。


そして体重を計る。


増えてなし…。


そしてミルクを作り飲ませる。


母乳が出るまで我慢してね。


病院からもらった My Baby’s Memoってゆう紙にウンチ・オシッコ・気づいた事を書く。


何時にミルクをどんだけ飲んだか分かるから便利。


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