トライアングル。
その時だった。

「…っ!?」

急に胸が苦しくなって、
朋希は座り込む。

「はぁ…はぁ…っ…はぁ…はぁ…」

苦しくて仕方ない。

最悪な事に、
周りには誰もいない。

陽貴はお風呂だし、両親は一階だ。

とうとう朋希はそのまま
気を失ってしまった。
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