トライアングル。
ふと、美佑が言った。
「…ねぇ、皆。」
「あ?」と、佑貴。
「ん?」
続いて由乃も。
「トモが目を覚まして退院したら、
皆で一緒にパーティーしよう。」
「…あぁ、そうだな。」
「早く目が覚めると良いのに。
本当なら片時も離れないところだけど、
それも出来ないからなぁ。」
「仕方ないさ。
病院に泊まれるのは親だけだ。」
「俺らは祈るしか出来ねぇよ。」
「…だね。」
そんな会話をした後、
四人は黙り込んで、
朋希の両親が戻って来るまで
一言も喋らなかった。
そして、夜も遅いので
陽香が四人を送っていった。
「…ねぇ、皆。」
「あ?」と、佑貴。
「ん?」
続いて由乃も。
「トモが目を覚まして退院したら、
皆で一緒にパーティーしよう。」
「…あぁ、そうだな。」
「早く目が覚めると良いのに。
本当なら片時も離れないところだけど、
それも出来ないからなぁ。」
「仕方ないさ。
病院に泊まれるのは親だけだ。」
「俺らは祈るしか出来ねぇよ。」
「…だね。」
そんな会話をした後、
四人は黙り込んで、
朋希の両親が戻って来るまで
一言も喋らなかった。
そして、夜も遅いので
陽香が四人を送っていった。