*俺の最初で最後の恋*
「俊太郎っ!帰るぞー!」
鈴佳がいつものように俺のクラスに来た。
「おぅ!ってか俊太郎って何だよ。俺の名前は俊太だから。」
「鈴佳ちゃんネーミングセンス抜群やん(笑)」
隣では翼が腹を抱えて爆笑してる。
「翼くんありがと」
「…♪俺のハートが鈴佳ちゃんの笑顔でキュンっキュンっ♪」
翼が歌いだした…
「よし、腹減ったし帰るか。」
「うん。翼くんばいばい。」
俺らは家に向かった。
「なあ…鈴佳は好きな人いんの?」
気になっていた。鈴佳が好きな人いんのかどーか。
「好きな人いるよ。結構前から。」
…いるんだ。
でもそれはきっと俺じゃない。
俺ら幼なじみだから……