*俺の最初で最後の恋*

俺もご飯を食べ始めた。


食べ終わり、鈴佳と母さんと入学式に向かった。


「ねぇ俊太、なんか緊張するね。鈴佳が入学するところ、お母さん空から見てるかな。」


鈴佳は空を見上げた。

微笑んでいるのに少しだけ悲しそうな顔をしてるように思えた。

「あぁ。きっと鈴佳の母さん喜んでるよ…」


「そおだよね。」


それから話しながら歩いていると中学校に着いた。


「お母さん受付行くから俊太と鈴佳ちゃんは先に行ってて。」

「はぁーい…」


まずはクラス表を見に行った。


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