先生にキス〈3〉
「嫌だって言ったらどうする?」



「ダメです。お昼…一緒に食べましょうよ…。」



時計を見ると、もうすぐお昼の時間だ。



「今の誘い方、いいなぁ!なんかドキッとした。」



先生は抱きしめる力を緩めて私を見ると、爽やかに笑った。



その笑顔に私はドキッとして……



もうこれ以上、心拍数は上がらないでしょ…って思うほどドキドキしてる…。



「幸歩のお母さんの御飯…食べに行こうか!」



先生は私の手を握ったまま、立ち上がる。


私もベッドから立つと、先生と一緒に部屋から出て、リビングに戻った。



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