先生にキス〈3〉
「梗子、なんで先生が一緒なの…?」



「自由行動の間、先生はどのグループと行動してもいいみたいだから、私たちのグループと一緒に来てもらおうと思って連れてきちゃった。」



梗子はペロッと舌を軽く出した。



「えっ…でも他のグループだって先生と行動したいんじゃない…?」



私が言うと、


「いいのいいの!こういうのは、早い者勝ちだから。」



ニコニコしながら、私の肩を軽く叩いた。



梗子も強引なところあるよね…。


他のグループの女の子たちの羨ましそうな視線が四方八方から飛んできてるのが分かる。



いいのかな……私たちのグループで…。



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