先生にキス〈3〉
「さあ、行くか!」



先生は私の頭を撫でると、助手席のドアを開けた。



「…それじゃあ、失礼します。」



私は助手席に乗り込んだ。


顔…赤くなってないよね…?



サイドミラーに映る自分の姿をチェックする。



まだ大丈夫そう……。



「どうした?」



そんな私を見て、先生は表情を伺う。



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