特等席はアナタの隣。
「まさかあの黒崎がねぇ……」

私といる時の黒崎君の行動に麻美は信じられない様子だった。


「…モカ、気を付けなよ」

真剣な表情で麻美は言う。

「え?何に?」

「もう!バカね!黒崎って言ったら、全校生徒…いや、この辺りの女子たちにとって憧れの存在よ!!そんな人と毎日密会して、しかもお弁当を作ってあげるだなんて知れたらタダじゃすまないわよっ!!」

鼻息を荒くして忠告する麻美。


「み、密会ってそんな…!」

「…しかも?一緒に寝たって?」

じとーっと麻美がこちらを見る。



「……っ!!い、一緒に寝たって言わないでよっ!!」


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